アルガンツリーはモロッコを砂漠化から守る貴重な木でもあります。
アルガンオイルのとれるアルガンツリーは、アカテツ科の採油植物。
現在は地球上にモロッコ南西部アガディール周辺に80万haしか存在しない貴重な樹木です。
気温50℃以上、年間雨量200mm以下という厳しい気象条件にも耐え、根は40mの地中まで伸び、 大地ををしっかり支え、地下の水脈を吸い上げるその力で、アルガンツリーの木の周りの 乾いた大地をも潤します。サハラ砂漠北西端に広がるアルガンの森は、 モロッコを砂漠化から守っているのです。
アルガンの森を守るために『タルガニン生産協同組合』
アルガンオイルのとれるアルガンの森は以前、経済的な問題から生活資源として燃料利用などによる 急速な伐採が行われ、一時は絶滅の危機に瀕していました。しかし現在では、ユネスコにより 生物圏保護区に指定され、砂漠化を防ぐ地球環境資源として、モロッコは国家をあげてその保護と 資源の活用に乗り出しています。その活動の主体となっているのがタルガニン生産協同組合。
事業規模の拡大により雇用の増大、植林事業の拡大を図っています。
女性の自立を支えるために。
タルガニン生産協同組合は、現地の女性だけで構成され、女性の雇用創出と社会的地位の向上を推進 しています。
女性が職をもつ機会がきわめて少ないモロッコでは、画期的な存在です。
現在では約500名の 女性が働き、約2,000名以上が識字教育などを受けています。
アルガンオイルのとれるアルガンの森は 「女性の自立」という恵みをももたらしたのです。